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調べてみてわかった、尾木ママが激怒する反転授業とは。



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尾木ママのブログにある「反転授業」という言葉が気になったので、調べてみた。

小学校の「反転授業」は間違いです!|尾木直樹(尾木ママ)オフィシャルブログ「オギ☆ブロ」Powered by Ameba

反転授業とは

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反転授業とは、Wikipediaでは以下のように定義されている。

生徒たちは新たな学習内容を、通常は自宅でビデオ授業を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来であれば宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取り組む形態の授業である。
反転授業 - Wikipedia

生徒は授業内容をビデオ等にて予習し、学校でそれについてディスカッションしながら学んでいく形態と読み取った。

尾木ママが挙げる問題点

尾木ママは反転授業について、以下のように書き、無責任だと伝えている。

基礎を学ぶ義務教育課程の小学校では本質学ぶことが大切
家庭の学習環境も大きく違います
学校が教える責任放棄
家庭への依存にしか過ぎません


尾木ママが問題としているのは、主に義務教育課程でやるべきことではないという事と家庭の学習環境の違いへの懸念だ。この反転授業を実施しようとしているのは、佐賀県武雄市で2014年5月から導入されようとしている反転授業のようで、武雄市では、反転授業の為にタブレット端末を導入し、利用しようとしている。

リンク▶︎佐賀)反転授業を公開 武雄市:朝日新聞デジタル


記事を読んだ時に、確かに、家庭環境の違いについてはどのように対応するのかが気になった。それに対し、タブレット端末を子どもが利用する上での懸念は、以下の記事に回答がいくつか書かれていた。
リンク▶︎反転授業、夏ごろに経過開示 武雄市議会/佐賀新聞ニュース/The Saga Shimbun :佐賀のニュース


この記事をまとめると、以下のようになる。

  • 破損や紛失については市教委で補助する
  • 視力への影響は使用時間が短い為、問題とならない
  • インターネットは家庭で接続しないようにする


尾木ママが問題としている家庭環境についての一部、特にインフラ面や子どもへの直接の影響についてはある程度考慮されていそうというのがわかった。タブレットを子どもが使う上ではやはり破損や紛失は付き物だし、視力低下についても気になるところだが、まずは市が補助したり、使用時間を多くならないようにして対処しようとしている。


また、インターネットは家庭で接続しないようにするという点については、インターネット環境が無い家庭への対処と、家庭での接続を遮断する事によるタブレットの無駄な使用を防ぐことができるだろう。おそらく、視聴するコンテンツは事前にタブレット端末に入れておき、オフラインで見る事ができるようにしておくのだろう。


では、その他の家庭環境についてや、義務教育課程で学ぶ事についてはどうか、次はその辺りについて考える。

家庭環境や義務教育課程で学ぶ事について

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家庭環境の問題として、インフラ面以外に考えられるのが、子どもが予習をしない、または予習をする事ができないという時の対処だ。学校を出た後は遊びに夢中で予習をしない子も入れば、家庭の手伝いをしなければいけない為、予習をする時間がほとんど取れない子どももいる。


仮に1クラス30人ほどと仮定すると、5分や10分の教材動画を予習しないまま授業を受けても、1コマの授業時間の間、黙ったままでやり過ごす事はできそうだ。何らかの事情により予習をする事ができなかった場合、予習をしなくてもやり過ごせるのであれば、反転授業の効果が得られない事になる。ただし、これは反転授業であろうと無かろうと、授業を聞いていない子どもなんて昔からいるので、反転授業だから学習効果がないという事にはならないと思う。予習をしたいけど時間が取れなくてできない子どもは非常にかわいそうだが。


では、もう一つの、義務教育課程で学ぶことの大切さについてだが、武雄市の反転授業で使うコンテンツは家庭で繰り返し見ても20分程度とある為、これで一日分の授業をこなすことは不可能だ。そうすると1コマまたは2コマ分の授業に対し反転授業を行うという事になる。ということは、一日の半分以上の授業については、今まで通りの授業を行う事となり、2つの授業形式がミックスされる。反転授業の時に本領を発揮し、自信を身につける子どももいるだろうから、全てを反転授業でやらないのであれば、子どもに取って良い経験にもなりうる。義務教育課程で学ぶことは薄まりこそするが、全く無くなる訳ではない。


その他の反転授業の課題

反転授業では、教師は今まで通りの形態で授業を行うのではなく、子どもたちが何をどのように学んだか、わからないところを子どもたちでどこまで補い合うことができるか等を、うまく引き出していかなければいけない。それは今まで教師に求められていなかったスキルである。もちろん中にはそういうたぐいの授業が得意な先生もいるが、一方的に黒板に向かって授業をしてきたような先生にはつらい物があるだろう。

まとめ

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今回は反転授業について考えてみた。

反転授業は、元々はアメリカで2000年頃から有益であると考えられて広がってきた物で、ある一定の評価を得ている。小学生に対し、タブレット端末を用いて導入するケースはまだまだ一般的ではないが、様々な懸念点に対し真摯に対応をしていけば、飛躍的に効果が出る事もあり得るだろう。

ただし、学習方法は個々人によって向き不向きがあるため、この学習方法が全くあわない子どもがいると言う事も忘れないようにしたい。

おしまい。